すぎやまこういち 意外!?東大出身の有名人

ドラクエ音楽の生みの親、すぎやまこういち氏

正規の音楽教育は受けていなかった?

すぎやまこういち氏と言えば、伝説のテレビゲームソフト「ドラゴンクエスト」のテーマ曲を作曲した人物として有名である。

が、実はすぎやま氏はずっと音楽畑を歩いてきたわけではなかった。

個人的な勝手なイメージでは、幼少のころからピアノかバイオリンを習っていて、大学はもちろん有名な音楽大を卒業しているものだとばかり思っていた。

しかし、すぎやま氏は東京大学教育学部教育心理学科の卒業である。

もっとも、幼少のころから音楽は大好きで、音楽大学への進学も考えていたようだがピアノが弾けないため断念したとのこと。

さらに、大学卒業後は一度フジテレビに入社している。そして「おとなの漫画」「ザ・ヒットパレード」などの番組のディレクターを担当。いずれも長寿番組である。

作曲家としてではなく、ディレクターとして名を馳せた。

フジテレビ時代からCMの作曲などを手がけるようになり、退社後は作曲活動に専念。

ザ・タイガースやザ・ピーナッツという、当時はかなり人気のあったミュージシャンたちの作曲を手がけている。

そして運命の出会いが、ドラゴンクエストだ。

ドラゴンクエストの音楽は、当初エニックスの内部スタッフが作っていたのだそうだ。

しかしその出来がよろしくないということで、縁のあったすぎやまこういち氏に白羽の矢が立った。

圧巻なのが、その製作期間。わずか1週間で制作したのだという。

なぜそれほど短時間で制作が可能だったのか。

その理由の一つはCMの作曲にある。CMの作曲依頼というのは、非常に短納期のものが多く、中には12時間以内に仕上げて欲しいという依頼もあったそうだ。

それにしても、ドラクエ発売同時小学生だった管理人としては、今でも当時のワクワク感が強烈に印象に残っている。

感受性の高い時期だったということもあるが、あれほど心躍るゲームソフトというのは後にも先にも現れないのではないだろうか。

鳥山明氏によるキャラクターデザイン。すぎやまこういち氏のテーマ曲、堀井雄二によるゲームデザイン。奇跡とも言える組み合わせだ。

これほど面白いゲームを、子どもの頃に体験できたことを嬉しく思う。